異常気象が続いており40℃近い気温が毎日・・・

この7月は高校野球のサポートに入らせてもらいましたが例年より熱中症の数が多い!

こんなに暑いと当たり前ですね・・・

舞鶴も暑いです・・(ー_ー)

 

 

熱中症対策についての一つ

【水分補給】について書いていきます。

 

 

水分補給のタイミング

部活動をしている選手は休憩時間しか水分が取れない・・

そんな声もちらほら・・・

 

昔ながらの指導だと

 

【水分なんて昔は取れなかった】

 

結論から言いますと、こんだけ暑い日が続いていたら水分摂取しないと死んじゃいます

 

大前提として、【のどが渇いてからでは遅い!】

 

です。本当に大惨事になってしまいます。

 

何を飲めばいいの?

水分補給も何を目的に飲むかが重要になってきます。

 

エネルギー補給

アクエリアス・ポカリスエットなどのスポーツドリンク

これらはアイソトニック飲料という位置づけです。

 

水分・ミネラル補給

麦茶、アミノバリュー・アミノバイタルなどのスポーツドリンク

これらはハイポトニック飲料という位置づけです。

 

基本的にハイポトニック飲料をおすすめします。

ですがエネルギーも運動中に必要になってきますので両方用途によって使い分け出来れば効果的です。

 

体重測定

あまり日本では見かけませんが、と言うより私もあまりやったことないですが体重測定をする必要があるといわれています。

体重測定のタイミングとしては

 

練習前と練習後に実施

 

です。

自分の体重の2%以上減っていると明らかな脱水

 

と言われています。

 

余談ですが・・・

NBAのキングのレブロン・ジェームスは試合後、体重を測ると5KG近く増えているとか・・・

ほんとかどうかは定かではないですが・・・

 

 

体重測定に関するデメリットとして

  • めんどくさい(体重計に乗るのが)
  • 人数が多い部活だと、体重計がたくさんいる

などがあげられます。

 

アメリカのプロスポーツチームだとこれらは当たり前な事ですが日本のたかが部活レベルで・・

と言う声も聞こえてきそうです。

 

 

体重なんて測れないわ!

なんていわれると思うので対処法。

練習後(試合後)に水を飲んでください。

 

「え?これだけ?」

 

これだけです。

一気に汗が噴き出すようなら脱水傾向にあり。

これは練習中に水分が少なすぎると汗は出ません!

 

練習後に水を飲んで

「あー気持ちええわーガブガブ」

でなく脱水です!

 

おしっこの色・量

脱水の場合

色が濃い(めっちゃ黄色)、少ない

 

ここでも判断できます。

政情は色が薄いor透明で多量です。

 

OS-1などの経口補水液を飲んでみる

基本的にまずいです。が、

 

【甘い・うまい】

 

と感じたら間違いなく脱水です(ー_ー)

 

タイミング

飲みすぎたらおしっこに行きたくなる

とも言われますが、ここまで暑い気温が続いていると汗も噴き出ます。

どんどん身体の水分は失われています。

 

  • 最低30分起き。
  • 3回はのどがなる程度は飲んでいただく必要があります。

 

水飲んでるのに身体がだるい・・・

熱中症について

以前も熱中症について記載しました。

熱中症には2種類あります。

 

  • 単純に水分が足りない脱水(高張性脱水)
  • 塩分が足りない脱水(低張性脱水)

 

汗の量が多い場合は塩分も失われます。

熱中症で運ばれてくるケースで多いのが

【水分とってだんですけどね・・】

です。

水分だけとって塩分が足りてませんでした。が非常に多いです。

 

味はあまりおいしくないですが、塩分が入っているスポーツドリンクや麦茶に塩を一つまみなど工夫が必要になります。

 

食事からも水分を取る

今回選手だけでなく、応援のチアガールや保護者の方も熱中症で対応しました。

特に女性、年頃の高校生女子!

 

「ダイエット中で朝ごはん食べてないです・・」

「水分とると浮腫むので・・」

 

応援に来ているのか熱中症になりに来ているのかわかりません!

(本人は応援する気で来ているのですが、医療者としては・・・です)

 

例えば、パンとご飯では水分量が違います。

単純にパンはパッサパサじゃないですか。

 

ご飯とパンでは水分量が1.6倍ほど水分量が違います!

 

米信者ではないですが、そういうところでも違いは現れます。

要は飯しっかり食えよ女子(女子に限りませんが)ってことです。

 

最後に、熱中症になった場合、あれ?怪しいなっと思った場合は下の図を参考にしてみてください。

 

 

まとめ

  • 目的によって摂取する水分は変化する
  • 体重や尿などでも判断できる
  • 塩不足に気を付ける
  • 食事からも水分を

 

高校生や中学生にとっては夏は最後の大会が多いです。

悔いが残らないためにしっかり体調管理をしましょう。

 

もうすぐ、中学の舞鶴のバスケ選手にとって最後の大会が近付いています。

怪我ないよう、体調崩さないよう頑張ってください。

 

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