〜笑顔を武器に〜 RAMPOLE三重 松本光平Part.2

〜笑顔を武器に〜 RAMPOLE三重 松本光平Part.1

2020年10月9日

 

ちくわ
まだ見学に行けていないのでSNS上のみですが、雰囲気見ていてもすごく良さそうですよね。

 

松本

本当にいいですよ。

是非、練習を観に来てください。

 

 

ちくわ

ありがとうございます。

選手と年齢も近い分、やりやすいのでは?

 

松本

そうですね。

教員時代も学生とは年が近い分、兄弟の様な関係で出来ていました。

今も年が近い選手が多い分フランクな関係は築けていると思っています。

 

 

ちくわ

なるほど。

松本さんがランポーレ三重で今、どういったことにフォーカスして指導しているのですか?

松本

今は全体でのトレーニングというよりは個人に対しての指導が多いんですよ。

方針もあるのですが、上田GMからいきなり全部を行うのではなく、選手が求めてから指導を行うという事で進めています。

 

ちくわ

なるほど個別指導を中心に行われているんですね。

指導に関しては連絡などで行われているんでしょうか。

またどういった内容の質問が多いですか?

 

松本

動画でフォームの確認や栄養やプロテインなんかが質問内容としては多いですね。

ケガした報告もありますが、メディカルトレーナーとも連携を取りなががトレーニングを組んだりしています。

 

 

ちくわ

松本さん自身、ボディビルの大会に参戦されていますが、現在はどういった状況なんですか?

 

松本

今は減量中です。

 

 

ちくわ

減量中は何を意識されるんでしょうか。

 

松本

腸内環境を整えることですね。

減量中って便秘が起こりやすいんですよ。

炭水化物摂取しなければ代謝も落ちます。

納豆だったり乳酸菌を含んだ食品や水溶性の食物繊維を摂取したりは意識していますね。

 

ちくわ

僕も関わる選手にも腸内環境を整えるために発酵食品なんかを勧めることが多いです。

 

松本

いいですね。

食事が身体を作るのでそういった点を学生のうちから気をつけるのはすごくいいと思います。

ここで特に大事なのは継続することです。

 

 

ちくわ

逆にウエイトアップに関して選手から相談を受けるのですが、松本さんがアドバイスする時はどういった視点からされていましたか。

 

松本

ここも大事なのは食事ですが、こればかりは親御さんの理解が必要です。

トレーニングは身体を大きくするきっかけですので、あくまで食事が一番です。

子供が部活終わってスーパーで買い物して調理をするって現実的ではないので。

やはり親御さんの理解が一番ですね。

さっきもお話あったのですが、米を昔たくさん食べたらいい様な風潮ありましたが、タンパク質ををしっかり摂取し、尚且つ腸内環境を整えて消化をしっかりしないと身体に吸収されないですからね。

 

 

ちくわ

そこですよね。

選手だけでなく、親御さんの理解が特に重要ですよね。

 

ちくわ

松本さんがトレーニングに目覚めたきっかけというのが、高校3年生の時に年下の選手にやられた事があったと。

ベンチを観るとその選手が水を飲みながら談笑しているのを観てといった事があったんですよね。

 

松本

そうです。

試合中なのに悔しくて泣いてしまいました。

それ以来、塞ぎ込んでしまって・・・それを見かねた恩師の先生が

“悔しかったら死ぬほどやってみろ!“

と喝を入れられました。

そこからトレーニングをしようと思って手にとったのが石井直方先生の書籍でした。

 

また兄貴がダンベルを買ってきてくれて自宅でもトレーニングできる環境ができました。

書籍を喰いいる様に見ながらトレーニングを行っていました。

 

 

ちくわ

鬼気迫る勢いですね。

 

松本

壁にも書いて自分を追い込んでいました。

“お前のせいで負けた“  “自分を許すな“

って。

 

 

ちくわ

すごい・・・学生の時ですよね?

 

松本

そうです。

あれがきっかけで変わりました。

トレーニングを始めるきっかけってネガティブな感情から始まると思っています。

 

 

ちくわ

なんとなく分かりますね。

 

松本

好きな子に告白したけどフラれたとか、いじめられたとか試合に負けたなんかあると思います。

そういったきっかけから始まるんではないでしょうか。

 

 

ちくわ

確かに自分を変えるきっかけには導入しやすいというか。

 

松本

自信にも繋がりますよね。

大学時代もすごい選手が周りにいっぱいいて僕がそこで何ができるって泥臭い事しかできませんでした。

その泥臭いことを継続するにはトレーニングしかなかったですから。

トレーニングに関しては絶対負けないという気持ちでやっていました。

 

 

ちくわ

継続する秘訣は何かありますか?

 

松本

スマホの待ち受けにしてすぐに見れる様にすること。

自分に言い聞かすことが大事じゃないですか。

効率良い方法はあるかもしれませんが、楽して手に入れるものなんてないと思うので。

腹を括るためにも先ずは目の見えるところに書くなり貼ることが秘訣ですかね。

 

 

ちくわ

学生からそういったことができるのはすごいですよね。

松本

自分との戦いですね。

 

 

ちくわ

実際、今もトレーニングされていますが身近にモチベーションを上げてくれる存在って大事ですよね。

 

松本

大事ですね。

上田GMもそうですが、僕に負けない様に頑張ろ!って言われるんですよ。

それを聞いて僕も抜かれない様にしなくてはいけませんし環境は本当に大事ですね。

大学時代なんかはトレーニングルームの空気感もすごかったですね。

でかい後輩がいたりとか、すごい方が沢山いました。

そのお陰で頑張れましたね。

 

 

ちくわ

なるほど。

今ランポーレ三重にに関わってのやりがいはどういった時に感じられますか。

 

松本

指導した後、パフォーマンスが上がったり身体に変化が出てきたと言っててくれる事。

それはすごく嬉しいですし、それが僕の役割です。

 

 

ちくわ

これぞコーチ冥利につきますよね。

 

松本

それが一番ですね。

 

 

ちくわ

地域リーグからBリーグを目指している訳ですが、そこを目指すためにどういった所が足りない点でしょうか。

 

松本

Bリーグの所属選手って関東の大学卒業選手がすごく多いんですよ。

地域リーグではそれ以外の選手が多いのが現状です。

関東と関西でのフィジカルの差っていうのは大学からの積み重ねもあると思っています。

ランポーレの選手がスキルが劣っているとは僕は思いません。

ただそこで差になるのがフィジカルの差だと思っています。

そこの差が埋まれば十分戦えるのではないかと思っています。

 

 

ちくわ

関東と関西のフィジカルの差は昔から言われていますよね。

 

松本

僕の考えですが、やっぱりフィジカルが一番大事だと思います。

極論ですがレイカーズのレブロン・ジェームスだってフィジカルをしっかり整えていることで年間通してハイレベルなプレーが出来ているじゃないですか。

 

 

ちくわ

日本全体見渡してもフィジカルは問題視されていますよね。

昨年行われたFIBA W杯の試合後での篠山選手の会見もそこでしたし。

 

松本

トップレベルの選手でもそれを感じて発信していますからね。

やっぱりフィジカルがベースになりますから。

ステップバックするにしてもドライブするにしても動作をするにはスキルも必要ですがフィジカルが安定して動作を行うことに繋がります。

そして何より自信に繋がります。

フィジカル=努力の結晶と言っても過言ではないかと思います。

 

 

ちくわ

なるほど。

今後のランポーレ三重の選手のフィジカルは注目ですね。

 

松本

是非、期待していてください。

 

 

ちくわ

今後のランポーレ三重に対する思いや松本さんの目標を最後にお願いします。

 

松本

上田GMが常々言っている言葉なのですが、バスケがどうよりも人間的に成長することが長期の目標です。

そして、三重県をよくしたい選手が集まったと思っています。

バスケが上手いだけでなく、人としてかっこいい、魅力的な集団になることですかね。

Bリーグに行く事は一つの目標で、地域の子供達がランポーレ三重の選手に憧れるという環境を作っていきたいです。

 

身体の事を言えば、ガリガリの選手より身体が大きくて、そして優しい。

何より三重県のために頑張る選手ってかっこいいじゃないですか。

子供みたいな答えかもしれせんが、それが僕の目標です。

かっこいい選手になって欲しい!!

 

そのためにも僕はトレーニングを選手が求めればそこを助けれる存在になりたいです。

まだまだゴールではないので走り抜けれる様に頑張っていきたいです。

ランポーレ三重の応援をよろしくお願いします。

 

 

ちくわ

ランポーレ三重に対する思いを熱く語ってもらいました。

 

先日、地域リーグは開幕したばかりです。

今後のランポーレ三重さんの動向は要チェックです!!!

 

ちくわ
Pトレであなたの腹筋も崩壊させましょう!!

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