〜笑顔を武器に〜 RAMPOLE三重 松本光平Part.1

 

地域リーグに所属するRAMPOLE(ランポーレ)三重をご存知だろうか。

 

 

デフバスケ日本代表監督の上田頼飛氏がGMに就任したというニュースを目にした方もおられるのではないでしょうか。

 

【デフバスケ日本代表監督 上田頼飛】 コミュニケーションの神髄 part.1

2019年10月1日

Bリーグを目標にするだけでなく、三重県への社会貢献やバスケットボールの普及活動にも力を入れているチームです。

今回はランポーレ三重のストレングスコーチの松本氏にお話を伺う機会を得ました!

是非、ランポーレ三重の挑戦、想いをのぞいて見てください。

 

松本光平 インタビュー

ちくわ

よろしくお願いします。

もうすぐ地域リーグも開幕ですね!(インタビューは9月末行われました)

今年からランポーレ三重にストレングスコーチとして加入されましたが、今はどれくらいの頻度で関わられているんですか?

 

松本

本業がゴールドジムのトレーナーでして、ランポーレ三重の練習に行ける頻度としては週に1・2回関わる形をとらせてもらっています。

 

 

ちくわ

ランポーレ三重さんの練習頻度はどの程度行われているのでしょうか?

 

松本

今はチーム練習は週2回、他は選手の自主トレのような形をとらせてもらっています。

上田GM自体が選手の自主性を重じているので選手が自発的に練習を行う事を期待しています。

例えばランメニューをするにしても、選手達で考えた結果ランメニューを行うというのが理想だと思っています。

 

 

ちくわ

なるほど。

 

松本

できない事を練習しないと意味ないので。

・・・といってもこれは上田GMの受け売りですが、それは感じています。

 

 

ちくわ

ありがとうございます。

ランポーレ三重さんにストレングスコーチとして加入されましたが、具体的に松本さんはどういった事をされているのでしょうか。

 

松本

僕の特徴としてボディーメイク、ボディービルのトレーナーとしての色が強いんですよ。

バスケとボディメイクは違う!という声も勿論ありますが、それをどう噛み砕いてトレーニングを行うのかという事を考えて活動しています。

簡単にですがトレーニング、ケガした選手に対して復帰するためのコンディショニング作りや栄養の面でのサポートが主な内容となります。

 

 

ちくわ

コンディショニングの方はどういった事をされているのでしょうか。

 

松本

恥ずかしながらコンディショニングの方はまだまだ勉強の身でして、最近はアップのメニューを組むようになりました。

 

ちくわ

なるほど。

1対1の指導と集団への指導なんかも違いがありますもんね。

 

松本

そうなんですよ。

これは今後の課題ですね。

 

 

ちくわ

Youtubeも拝見しましたが、キャラがいいからトレーニングも楽しそうですけどね(笑)

 

松本

そこも武器だと自負しています(笑)

上田GMが僕を評価している点もそこだと教えていただいたので、指導するのを淡々と指導するのではなく、チームを盛り上げるという事はかなり意識しています。

具体的には声かけの部分ですね。

 

 

ちくわ

盛り上げてくれるキャラの存在はチームにとって非常に大事ですよね。

 

松本

そういっていただけると嬉しいですね。

失敗談ですが初回の指導の時に真面目にやっちゃったんですよ。

今、不真面目に行っているというわけではないんですが(笑)

 

 

ちくわ

具体的にお話いただいてもいいですか?

 

松本

指導が終わった後に上田GMに一言、

「おもんない!」

って言われたんですよ。

それから雰囲気作りは意識していて、それを実行してから選手達も楽しそうにやってくれるようになったんで、キャラの重要性を感じましたね。

 

 

ちくわ

そういった点は選手の表情を見たら分かりますよね。

 

松本

そうですね。

集中していないとか楽しくなさそうだなとかすぐ分かりますよね。

トレーニングなんかで一番大事な事ですがやはりメンタリティですから。

間違えて欲しくないのはヘラヘラしながらトレーニングをする事を推奨しているのではなく、しんどさの中の楽しさですね。

 

 

ちくわ

気持ちを持っていくのは非常に重要だと感じる点ですよね。

上田GMと何度かお話伺っていますが、やはりコミュニケーションに重点をおいておられると思っています。

松本さんがコミュニケーションで意識している事は他に何かありますか。

 

松本

相手が何を求めているか、これを意識していますね。

喋ることが大好きな性格なんで聞かれた事にいっぱい付け加えて話をしてしまうんですよ。

自分が話したい事を話すのではなく、相手が何を求めているのかというのは非常に課題でもありますし大事な点だと思っています。

 

 

ちくわ

先ほどの声かけの部分でもありましたけど、欲しいタイミングなんかもありますよね。

 

松本

そうですね。

声をかけるタイミングを伺うにしても相手の表情やシュチェーションなんかを把握しておく必要がありますよね。

こちらが話しかけたいタイミングではなく、相手が欲しいタイミング。

これは常に意識していますね。

 

 

ちくわ

これは意地悪な質問ですが話すのが好きな松本さんが相手のシュチェーションを伺っている時、話せないタイミングなんかもあると思うのですがどう対処しているのでしょうか。

 

松本

こればっかりは我慢ですよね(笑)

シューティングしている時は黙ってボールを拾ってパス出したり、後はトレーニングを頑張っている選手に対して頑張ってって言わない。

だって頑張っている選手にさらに頑張ってなんて言えませんから。

一番しんどいのは選手ですからね。

対処方法としては我慢あるのみですね(笑)

 

 

ちくわ

選手がメインですもんね。

 

松本

ダメな部分は上田GMから指導が入ります(笑)

 

 

ちくわ

指導が入ることはいいことですよね!

 

松本

上田GMの言葉ってほんと的確なんですよね。

それこそ僕が理想としている相手が欲しい事をわかっている様な感じですよね。

見ていない様で見てくれているので本当に感謝しています。

 

 

ちくわ

流石僧侶ですね!

松本さんは教員を経てトレーナーの道に進まれましたが、教員の仕事が活きているなということは何かありますか。

 

松本

声かけや目配り、配慮ですかね。

教員の頃を振り返ると子供達は先生から聞く姿勢ってできているのですが、チームに加入してからは元プロ選手がいたりで指導した時のギャップがありますね。

 

 

ちくわ

どういった点ですか?

 

松本

教員時代は教える側で済んだことが、チームに携わって指導した内容が腑に落ちなかったり、納得しないとトレーニングも継続してもらえません。

そういったギャップは感じていますね。

なので教員時代も本当は教えれてなかったのでは・・・なんて感じる部分もありますね。

もっと自分の中でクオリティを上げないなとは思っています。

また教員時代にバスケ部のアシスタントコーチとして携わっていたので、チームに入るという点はスムーズだったのではないかと思っています。

選手とコミュニケーションを取ってフランクな関係を築くのに役立っていると思います。

 

 

ちくわ

教員時代になかなか言うことを聞かない子達もいたと思うのですが、今はそんな苦労なんかは少ないですか。

 

松本

純粋にバスケが好きな方が集まっているので、そういった苦労はしていませんね。

〜笑顔を武器に〜 RAMPOLE三重 松本光平Part.2

2020年10月10日

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