〜選手のキャリアを守るために〜 森田 憲吾トレーナーPart.1

写真提供元:広島ドラゴンフライズ様

B1広島ドラゴンフライズ 森田憲吾トレーナーにお話を伺いました。

 

森田トレーナーインタビュー

 

ちくわ

先ずは広島ドラゴンフライズB1昇格おめでとうございます。

2020−21シーズンにかける森田トレーナーの意気込みをお聞かせください。

 

森田

僕自身トレーナーとして関わる中で1番大事にしている事はシーズン通して長期離脱をとにかく出さないという事。

そして選手のキャリアを守る事を大事にしています。

勿論、シーズン通してアクシデントは付き物ですが、その時に大きな怪我にならないように今のうちから準備をしています。

 

 

ちくわ

意地悪な質問だと思うのですが、B2からB1に昇格したチームは昇格後、苦戦を強いられているケースをよく観受けます。

特にデェフェンス面、フィジカル面に関してはその差を感じるように思います。

そこに対して今、森田トレーナーが工夫されている事は何かありますか?

 

森田

昨シーズンがコロナウイルスの関係で4月に終了しました。

そこから既にいるメンバーで取り始めている事があるんですよ。

 

 

ちくわ

何か気になりますね!

 

森田

いかにヘッドポジション(頭部)を支持基底面内に保った状態で動けるかという事を課題として取り組んでいます。

ストップにせよ、ジャンプにせよ支持基底面の中に上半身の重心やヘッドポジションの重視を保ったまま動くという事を行っています。

 

 

ちくわ

身体の操作に関して、僕が関わるカテゴリーが学生なのであまり上手くないケースはよく見受けます。

プロの選手でもそういった身体のコントロールが上手くないケースって結構あるんでしょうか?

 

森田

かなり多いと思います。

特に速い選手になればなるほど突っ込んでしまう癖って結構あるんですよ。

学生にしても足首がとにかく硬い選手はスクワット一つにしても下がれないから体幹の前傾を強めて身体を下げているんですよね。

いわゆるヒップヒンジの捉え方が違っているんじゃないかと思っています。

 

 

ちくわ

なるほど。

 

 

森田

特にB1になるとペリメーターのコンタクトってかなりハードになると予測しています。

その時にもただ単に筋力をつけてぶつかるよりは当てられた時のバランス、いなし方、ビジョンだったりをかなりフォーカスしています。

 

 

ちくわ

参考までにどういったエクササイズなんかを実施されるんでしょうか?

 

森田

例えばチューブを使って引っ張ったりするトレーニングなんかもします。

僕はチューブの巻くポイントを脇の下!

上半身に位置を変えたりして上半身が動かないようにして引っ張ったりしています。

そこから足を動かしたりする練習をしたりしています。

 

 

ちくわ

参考にさせてもらいます。

 

森田

大体ヒップヒンジするからチューブを巻くポジションって腰周囲が多いと思うんですよ。

そうなると頭が前のめりのポジションになってしまいます。

頭が前方に突っ込みすぎちゃうと、カウンターで骨盤がまるまった姿勢になったりもします。

簡単に言うと骨盤を立たせた状態でトレーニングする事が大事かと。

 

 

 

ちくわ

胸郭だったり肩甲骨周りの動きもかなり必要になってきますね。

・・・ってかなり専門的な話になってしまいましたね。

他のチームに情報が漏れてしまいます(笑)

 

森田

オープンスタイルなので大丈夫です!(笑)

 

 

ちくわ

非常にありがたいです!(笑

 

話は変わりますが、現在の広島ドラゴンフライズのメディカル体制についてお聞かせください。

 

森田

昨年まではトレーニングも含め僕一人で全てを賄っていました。

チームDrがいる飛翔会グループからアシスタントが定期的に来てサポートしてもらうというのが今までのメディカルの体制でした。

今年からはアシスタントトレーナーが一人就任しました。

そのアシスタントトレーナーも実は理学療法士なんですよ。

 

 

ちくわ

それは中々珍しいですね。

最近のBリーグのチームを見渡すとAT(もしくはPT・鍼灸師など)がいてS&Cがいるというのが多いように感じますが、理学療法士2人になった理由は何かあるんでしょうか?

 

森田

S&Cは間違いなく必要です。

ですがこの2、3年通して慢性痛がほぼ出ていないという結果が出ています。

今僕のテーマで頑張らずに身体を使うという事を探求しています。

そこを今は突き進めていきたいと言う点と、僕がトレーニングを行なっている時にケアを担当してくれる方がいてくれるのが助かると言う意見を反映させていただきました。

自分の考え方を理解していてくれて、選手のために協力してくれるスタッフが欲しかったというのが本音です。

 

 

ちくわ

そういった事ですね。

確かにお互いが分かり合っている方がスムーズですよね。

 

森田トレーナーは広島ドラゴンフライズに創設当初の2014年から関わられていますが、当時からプロ契約だったのでしょうか?

 

森田

いえ、当時は飛翔会グループからいわゆる派遣という形で関わる事になりました。

 

 

ちくわ

それは立候補で、でしょうか?

 

森田

いえ。

森田行ってきて!という流れです。

 

 

ちくわ

そんな感じなんですか!

厳選されたメンバーの中から選ばれたとかではないんですね。

 

森田

全然そんな事ないですよ。

今年で理学療法士になって16年になります。

まともに病院で理学療法士をしているのって最初の3年くらいなんですよ。

ご縁など有難いお話をいただき理学療法士なんですがこれまで現場のトレーナーとして働かせてもらっていました。

なので13年くらいは外でトレーナーとしてお仕事をしています。

 

 

ちくわ

それでも飛翔会全体でトレーナー派遣をされているのですごいですよね。

 

森田

そうですよね。

見渡しても少ないと思います。

でも、社会人競技やプロの現場に行かせてもらっているのは僕くらいだったんですよ。

 

〜選手のキャリアを守るために〜 森田 憲吾トレーナーPart.2

2020年10月2日

Part,2に続く(10/2公開)

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