「上半身って何かしてる?」

バスケット選手に限らず部活動でスポーツをしている学生から多く聞かれるのが

「ウエイトトレーニングをしています」

です。

※今回はウエイトトレーニングを否定するわけではありません。

特にベンチプレスやダンベルを使ったトレーニングは見栄えもよくなるので女の子にモテたい男子学生はガンガンやっちゃいます。

実際、僕も学生の時はガンガンやっていました。(マジでもてたかった・・・)

僕は外来でスポーツ選手を診させてもらう機会が多いのですが、感じるのは股関節とか下半身に関してはストレッチを多くやっているけど上半身は意外と簡単にすましている選手が多いです。

最近では肩甲骨の柔軟性や脊柱の柔軟性の重要性などもネット上でバンバン上がっているので上半身の柔軟も多く取り入れている学生もちらほらいますが、まだまだ少ない印象を受けます。

じゃあ、実際、ウエイトトレーニングをしてどれくらいパフォーマンスが上がっているのでしょうか。

実際にバスケットボール選手に必要な上半身の機能とは何か、評価方法も交えながら考察していきます。

 

☆現代人の身体特徴

まず、現代生活から、デスクワーク中心でパソコンに向かう時間の増加、スマートフォンを使うことによって猫背姿勢(屈曲姿勢)がどんどん強調されてきています。

実際、猫背姿勢で腕を上にあげるのと、ちょっと背筋を伸ばした姿勢で腕を上にあげるのはどちらか楽か比較してください。

大半の方が猫背姿勢で腕を上にあげにくかったのではないでしょうか。

では日常生活から曲がった姿勢で過ごしているのにバスケをするときにいきなりいい姿勢になりますか?

ならないですよね?

シュートを打つ時も猫背姿勢になってるにのに頑張ってシュートを放っている可能性があります。

ここで勘違いしないで頂きたいのは、「じゃあ背筋を伸ばせばいいんでしょ」っていう簡単な話ではありません。

必要なのは楽に腕を上げれることが必要です。

 

☆上半身の機能評価と改善方法

僕が実際に行っている評価として、①「CAT(Combined abduction test)」②「HFT(Horizontal flexion test)」を行います。

※特にパーソナルで選手を診させてもらう場合は重要視しています。

方法としては

①CAT

仰向けで肩甲骨外側から軽く固定し、肩を外側から耳の方へあげていきます。

耳につかなければ陰性、つけば陽性(OK)と判断しています。

②HFT

①同様、仰向けで肩甲骨を固定し手を反対側の肩を触りに行くように誘導します。

肘が鼻を越えなければ陰性、越えれば陽性(OK)とします。

 

①②の目的として、肩甲骨の周辺の筋肉の緊張、筋の組織の状態を評価しています。

 

☆シンプルに上半身を評価

おおまかに上半身を評価するには「肩甲骨がどれくらい動くか」をチェックします。

まずはざっとシンプルに評価していきます。

僕はこれを実施した後、色々細かく評価していきます。

実際、ウエイトやってても①②の柔軟があればまあOkと判断しています。

姿勢によっても変化してくるので姿勢の影響を考慮するために、仰向けでテストを実施しています。

 

☆改善するために

実際行う方法として、

①膝立て→CAT/HFTチェック

②へそ除き10秒→CAT/HFTチェック

③ドローイン→CAT/HFTチェック

を行って評価します。

で、あてはまるところが弱点で原因なのでそこに対してアプローチします。

今回のチェック方法はパートナーが必要なのが難点ですが実際やってみると耳につかなかったり鼻を超えない選手多いです。

次回は、改善方法の詳細を記載します。

 

☆まとめ

  1. 上半身はウエイトレーニングだけじゃだめ
  2. 姿勢もシュートに影響するから注意
  3. チェックを怠らない

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