知ってて得する4つの穴 〜 其の壱 〜

こんにちは!

京都ハンナリーズU15、アスレティックトレーナーの河野です。

 

寒い時期が続いています。

コロナ禍でおうち時間が増えているあなた。

お腹が痛い、腰が痛い、頭が痛い、首が痛い、、、

そんな症状に悩まされていないですか?

実は!

これらに「効く」と昔から受け継がれている4つの経穴があります!

 

私はよくお腹の調子が悪くなります。

そんな時に使っているのも、今回ご紹介する「四総穴」の内の一つです。

まさに、経穴の四天王。

これをマスターして、是非困った時に使ってみてください。

そして、皆さんのご家族やお友達にこのような症状で困っている方がおられましたら、スマートにカッコよく「そんな時はこの経穴だよ」と教えてあげて下さい!

 

東洋医学を知ろう

本題に入る前にさらっとだけ、「東洋医学について」お話させてください!

 

東洋医学は、中国から伝わってきた物です。 

 

鍼やお灸を使い、身体の中にある「気」を操り、

「病気をしない身体」を作る手助けをするのが、東洋医学です。

 

「気」というのは、某アニメでいう「チャクラ」みたいな物です。

東洋医学 〜「腎」の力で元気になる〜 ゲストライター河野 祐華

2020年11月1日

詳しくは、前回の記事に記載したので興味がある方は読んでみて下さい!

 

四総穴とは

それでは本題入ります。

今回のテーマの四天王!!!

四総穴!!!!

・・・って知らないですよね!

 

ちくわ
知らねえ!

 

四総穴とは、手足にある4つの経穴の総称の事です。

この4つの経穴に、鍼やお灸をする事で、

頭部や体幹の痛みに効くと言われています。

 

鍼やお灸が使えなくても、

痛気持ち良いくらいの強さで押してあげる事でも代用できます。

 

  • 四 ー 身体を四つに分ける
  • 総 ー 支配する
  • 穴 ー 経穴(ツボ)

 

漢字の意味としては、上記のようになります。

 

中国の古い本には、四総穴の歌が乗っています。

 

吐腹三里留

腰背委中求

頭項尋列欠

面目合谷収

、、、古典の授業ですか? 

 

と言いたくなりますね。笑

 

難しそうに見えますが、要点だけ見れば超簡単に使っていけます!

知っていると心強い四総穴のうち、今回は「足三里」にフォーカスしてみていきましょう!

 

お腹が痛いあなたにはここ!足三里

 

「吐腹三里留」 = 吐腹は三里に留め

 

お腹の病気には足三里というポイントに注目!

お腹が痛い時には、「とりあえずここ!」といった感じです。笑

足三里の場所:膝のお皿の下、外側の窪みから指四本分下。

       丁度、小指が当たる部分。

 

西洋医学的にみる

 

ではここで、なぜ、お腹と離れた足三里の刺激で腹痛が治るのかを

西洋医学の知見で考えていきたいと思います。

 

ズバリ、「体性ー内臓反射(体性ー自律神経反射)」です!

 

胃が痛くなってきたと思ったら、背中も痛くなってきた。

腰が痛いと思ったら、腎臓が悪かった。

左肩が凝ると思ったら、実は心臓が悪かった。

 

こんな話、聞いた事がある方や体験した事がある方、

おられると思います。

 

これらも「体性ー内臓反射」によって起こっています。

 

一つの場所が悪いことによって、

別の場所にも痛みが出る。

 

「身体」は、不思議で面白いですね。

実は、これにもちゃんとした仕組みがあり、ルールがあります。

 

それは、

調子の悪い部分(内臓)を支配している神経と、

その同じ神経の支配を受けている他の部分(皮膚や筋肉)

に症状が出るという事です。

 

例えると、

同じチームに所属している仲間は、良い時も悪い時も一緒に乗り越えますよね。

それと同じで、身体も同じ神経に所属しているパーツ同士は、一心同体なのです。

 

その、一心同体といった仕組みを利用したのが、

「体性ー内臓反射」なのです。

 

以下、足三里に刺激を入れた際の身体の反応です。

 

< 例 >

足三里に刺激 → 皮膚の刺激が入る( 皮膚侵害刺激 )→ 神経に伝達される(迷走神経(副交感神経)誘発 → 胃腸の運動促進

なんだか、聴き慣れない単語が入ってきたと思いますが、

要するに、

足三里の部分と胃腸は、同じ迷走神経(副交感神経)のチームです。

 

ですので、

足三里に刺激を入れて、同じ神経チームの胃腸を助けてあげる

といった流れです!

プラスα

 内臓機能が良くなると良い事づくめです!

 

 内臓機能が良くなる → 消化吸収UP、ホルモンバランス調整 → 免疫・体力UP

    ↓

 セロトニン・オピオイドを産生 → 痛みをコントロールしてくれる。

 

 内臓機能が高まるという事は、良いコンディション維持に必須です!!

 

多彩な魅力

 

足三里は、お腹の病気を治すだけではないのです。

他にも様々な効果があります。

 

以下、出版:医道の日本社『鍼灸真髄』の引用文です。

 

これにお灸をすると、鼻の塞がつたのが通り、鼻の穴の乾くのがなほり、

眼がハッキリし、頭痛がなほる。

上記のように記載されております。

 

足三里は、胃病の要穴だけでなく、鼻の病の要穴でもあるのです。

 

そして、昔から「足の三里に灸していない人と旅をするな」と言われています。

これは、足三里にお灸をする事で強い足になり良く歩ける。

といった意味が込められています。

 

注意!!!

足三里を刺激する際の注意が1つだけあります。

胃酸過多症の方は、足三里を刺激してはいけません!

 

「体性ー内臓反射」の影響で、胃腸運動が促進する為、

かえって症状を悪化させる事となってしまいます。

 

まとめ

「足三里」の魅力、伝わったでしょうか?

 

注意点だけ気を付ければ、「足三里」は頼れる強い味方です。

何をするにも、自分の健康があっての物です。

足三里にお灸して、免疫UPも狙っていきましょう!

 

今回は「足三里」にフォーカスしましたが、

四総穴には、まだ後3つ経穴が残っております。

残り3つの経穴、どれも個性があって面白いです。

また、次回の記事でご紹介したいと思います!

 

そして、この季節のお灸は、身体を温めるという意味でも良い効果を発揮してくれます。

やってみてくださると共感して頂けるかと思うのですが、何よりも心地よいです。

 

ちょっとした休憩にも、

お灸を取り入れる事で、最高のリラックス時間となるのではないでしょうか。

 

是非、やってみてください!!

 

参考文献:

沢田流聞書『鍼灸真髄』

よくわかる痛み・鎮痛の基本としくみ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください