写真提供:滋賀レイクスターズさま
※このインタビューは21−22シーズン開幕前に実施したものです。
小林
自分自身のルーティンを持つように伝えています。
試合前のルーティンを持っている選手は多いのですが、練習の時にルーティンを持っている選手は少なく感じます。
練習の時からそういったことを意識することで身体との対話も行いやすくなりますし、日々の身体の状況も自分で分かる様になります。
全部やっていることや伝えている事は基礎的なことだと思うんですけど、
それを徹底してやりましょうっていう事ですかね。
基礎が出来てなかったり、疎かにしてる部分ってあると思うので
非常に大事な部分ですよね。
小林
プロだから何か特別な事をやっていると思われがちですが、あまり特別なことはやってないと思います。
当たり前の事を当たり前にやるっていうのがすごく大事なのかなと思いますね。
それをやるかやらないかでケガの発生率は変わると思います。
どうしても起こってしまう時は起こりますけど少しでも確率は減らしたいですしね。
小林
コーチと連携しながら練習の強度を調整を行なっています。
具体的にはソフトウェアを使用し、選手に何項目かを毎朝と練習後に入力してもらうようにしています。
毎日、選手の体調と練習のボリュームをチェックしています。疲労度などのデータによって、練習の強度設定などに活かせるようにコーチと連携をとっています。
やはり今はソフトウェアを駆使して科学的にアプローチされている所ばかりですね。
では今シーズンの目標を教えてください。
小林
先ほど答えた事と同じになるのですが、長期離脱を出さない事ですね。
チームとしては勝てるだけ勝ちたい。
とにかく勝ちたいですね。
昨シーズンも前評判は低かったですが、CSには進めませんでしたが西地区でも6位でした。
今年も他のチームをあっと言わせたいですよね。
若いチームが活躍するとリーグ全体があっと言いますね!
楽しみです。
今後、日本のバスケットが盛り上がるためにはどういったことが必要なのか、小林さんの考えをお願いします。
小林
若い世代も含めバスケットボールというものが何かを多くの方に知ってもらないといけない。
NBAで活躍している八村選手や渡邊選手の活躍は勿論ですが、やはり日本のトップローグであるBリーグの認知が必要だと思っています。
試合を観てもらうのが1番ですが、選手は勿論、コーチや僕らのようなトレーナー、スタッフも色々な発信が必要だと考えています。
バスケットに興味を持ってもらい観戦に来てもらう、若い世代の競技人口が増える事が今後も日本のバスケットボールが盛り上がるのに必要ではないかと思っています。
Bリーグの役割はかなり大きいと感じていて、それこそ子供達からかっこいい存在と思われるようにならないといけない。
身だしなみだけでなく、試合中の振る舞いなんかもそうですよね。
やはり興味を持ってもらう事が地道ですけど一番必要な事ですよね。
最後に小林さんからブースターへ今年の滋賀レイクスターズのここを注目してくれ!というのがあればお願いします。
小林
若いチームがどこまでやれるのか・・・
だと、ちょっと普通ですか?(笑)
視点を変えて・・・
Bリーグのスタッフ陣に注目してほしいですね。
いいですね。
その理由を教えてください。
小林
世界を見てもトップクラスの活動量だと思っています。
例えば、タイムアウトのドリンクやタオルを渡すスピードだったり、ケガが起こった時の対処や準備を含めてトップクラスの対応だと思っています。
もちろん、他のスポーツでも皆さんハイレベルだと思うのですが、僕が今見てる中でBリーグ全体の試合に対する準備はトップクラスだと思います。
なので是非、注目して見てほしいです。
勿論、選手優先ですが!(笑)
準備に関してはどのトレーナー・S&Cコーチ・スタッフの方にお話聞いても徹底されていますね。
トップレベルのスタッフの仕事量、是非注目させていただきます。
滋賀レイクスターズブースターの方だけでなく、全てのBリーグブースター注目していただきたいポイントですよね。
今シーズン、滋賀レイクスターズのタオル出し!ドリンク出し!注目です!!
小林
よろしくお願いします。
緊張して滑らないように注意しますね(笑)
ブースターさん注目ですよ(笑)
小林さん貴重なお話ありがとうございました。
今後の滋賀レイクスターズ、小林さんのご活躍楽しみにしております。
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滋賀レイクスターズさま、小林さまご協力ありがとうございました。
教育という観点は非常に難しいと思います。
セルフケアを浸透させる上で小林さんが意識的に取り組まれている事はありますか。