皆んな東京五輪観たよな!
もう去年の話なんですよ。
北京五輪はバスケないから・・・。
それはさて置き、東京オリンピックでバスケ界のレジェンドが相次いでコートを去ったのは記憶に新しい所。
パウ・ガソル(スペイン代表・元レイカーズ他)、ルイス・スコラ(アルゼンチン代表・元ヒューストン・ロケッツ他)
2人のラストマッチの舞台が日本であったことは、なんだかとても感慨深いなと感じました。
そのうちの一人パウ・ガソルのドキュメンタリーが観れるので今回紹介!
パウ・ガソル
スペイン出身。
地元バルセロナで18歳でプロキャリアをスタートさせたパウ・ガソル。
スペインでの活躍が認められ2001年のNBAドラフトでアトランタ・ホークスから3位指名を受けた直後、メンフィス・グリズリーズにトレードされる。
メンフィスでデビューしたガソルはグリズリーズのリーダーとしても活躍した。
ガソルのキャリアとして良く語り継がれるのはレイカーズ時代だろう。
2008年にトレードでロサンゼルス・レイカーズに加入。
2009年と2010年、コービーとのデュオでNBAチャンピオン、連覇を達成したのは印象に残っているのではないでしょうか。
2008年の移籍から6シーズン在籍し、シカゴ・ブルズ、サンアントニオ・スパーズ、ミルウォーキー・バックスでプレーした。
2018-19シーズン、当時在籍中のバックスで左足首の疲労骨折が悪化。
3月10日のスパーズ戦がガソルにとってNBAでの最後の試合になった。
東京五輪を目指して
2019年5月に左足首を手術。
東京五輪を目指しリハビリに励んでいたが当時38歳のガソルの頭の中には
“引退“
その2文字がよぎっていた。
その五輪が1年延期になったことはガソルにとっては好都合だったかもしれない。
代表入りへのガソルの努力は並ならぬものだっった。
古巣バルセロナ復帰が実現し、サポート体制も整い試合に向けたコンディション作りができる状況が整った。
五輪本選ではベンチスタートながらスペイン代表を鼓舞し続け、プレーの流麗さも随所に光った。
準々決勝でアメリカ代表に敗れた後、代表引退を表明した。(弟のマルク・ガソルも同時に代表引退表明)
🇪🇸 The Gasol Brothers have announced they have played their last game with @BaloncestoESP.
Thank you for everything, legends.#Tokyo2020 #Basketball pic.twitter.com/dGI4C7bWIT
— FIBA (@FIBA) August 3, 2021
ガソル兄弟は2006年に日本開催の世界選手権(現在はW杯に名称変更)でスペインの優勝。
優勝をきっかけにそのスペインを筆頭にヨーロッパのバスケに興味を持ったファンは多いはずです。
以降NBAにもヨーロッパの選手が増加しました。
兄弟揃ってスペインを世界一に導いた凄さもそうですが、ヨーロッパの選手のNBAへの道を開拓したと言っても過言ではない選手です。
そんなガソルのドキュメンタリー。
五輪に賭ける思いは勿論の事、コービーに対する想いは胸を打たれます。
コービー死後もコービーの家族に寄り添す姿などガソル本人の人柄が伝わります。
またガソル財団という財団を設立し、特に小児肥満の予防と闘いを通じて、地域の健康と健康的な生活習慣の促進を支援しています。
さらには医学方面の活動も今後は積極的に取り組むようです。
試聴して
NBAの試合は良くみますが、その顔は試合中の表情以外は分かりません。
今回のドキュメンタリーを通じて感じたのはガソルの人柄の良さ。
勿論、画面上でしか分からないのでそれもガソルの一部でしょうが社会貢献への強い思いを感じました。
理想を振りかざす訳ではないですが、プロアスリートはその競技だけをやっていれば良い時代はとっくに終わったなと感じます。
応援されるには応援されるべき人間性が必要だということを強く感じます。
それは感謝の気持ちを持って日々過ごせているかどうかなんかも大きく影響しているのではないかと。
当たり前は当たり前じゃないという事です。
ガソルのようには出来はしませんが、関わる人に何らかの良い影響が与えられるような活動をしていきたいと強く感じた内容でした。
って北京オリンピックの話はしないのね。