【幟 宏美】女性の味方!武庫川女子バスケ部トレーナーにインタビューvol.1

 

ソールボディさんの来られる年齢層ってどれくらいの方が来られるんですか?

10代から70代まで来て頂いています。

施術で多いのは10代~50代の方が多いです。

ヨガのレッスンは、30~70代の方に来て頂いています。

グループレッスンなので、お友達とお越しいただいて、楽しくレッスンさせてもらっています。

 

―バスケ界、今非常に盛り上がっています。2019年に大きく変わりそうな予感がしています。

2020年もオリンピックイヤーになりますけど、そこにバスケットで関わろうと考えられたりするのですか?

バスケットで関われたら一番ですけど・・・

 

現在は、パラリンピックを目指している陸上選手のサポートをしています。

出場してくれると嬉しいですね。

 

 

―今、新チームになられたと思うんですけど、新チームになった時に、トレーナーとして幟さんが気をつけてられることを教えて頂いていいですか?

ちょうど昨日(12/26)から合宿を開始しています。

そこで、新しいトレーニング・ウォーミングアップの改正版を指導しています。その新チームに必要なことを伝えるところは非常に重視しています。

なぜ、このメニューをするのか、理解をさせて行います。

ただ、やれって言われてやっても意味がないと思っています。

 

あとは、インカレの課題を含めた課題と、メディカルチェックの結果を併せてメニューを組み合わせています。

 

 

―トレーナーとして、実際の練習で頂ける時間ってどのくらいあるんですか?

今回は合宿なので、2時間頂きました。

 

普段の練習であれば、毎回ではないですが、状況に応じて30分から60分くらいです。

 

―なるほど。

武庫川女子さんのレベルは非常に高いと思っています。トップレベルの選手って賢いな、といった印象を受けるんですけど、実際どうでしょうか?

賢いかどうかはそれぞれですが・・・

入学時は本能でやっている選手が多いですよ。

 

高校までは、アップやダウンが軽視されていた選手が多いので、なんでこんなにアップやダウンに力を入れるんだろう、といった感じでしていますね。

 

痛くてもやるのが当たり前な子たちなので、怪我があれば隠すのが当然になっているんですよ。

痛ければ報告、きちんと評価して練習に参加できるのか、制限しないといけないのか、休まないといけないのかを判断する必要があることを、こんこんと伝えて浸透させるようにしています。

 

―選手だけでなくって、指導者さんの理解も必要ですよね。

コーチが非常に理解してくださっているので、逆に選手を止めてくれています。

しっかり治してからやれ!という風に選手に伝えてくださっているので、こちらも非常にやりやすいです。

 

もちろん、こっちもトレーナーとして、しっかり選手を治さないといけないのでプレッシャーはもちろんあります。

 

―アップやダウンをしっかり伝えてくれる指導者さんはありがたいですね。

ダウンなんて各自に任せている学校が多い印象です。

うちもやっとそれができるようになった感じです。

形はあったんですけど、やっと習慣化できました。

 

―今後、トレーナーとして、チームに関わる上でこうしたい、といった思いはありますか?

ACLが1年に1件あるので、そこはなくしたいと思っています。

あとは、怪我をしない身体づくり・動きづくりは心がけています。

 

そこからのパフォーマンスアップは目指しています。

 

チームとして全国で戦えるレベルになってきたので、今度は勝側に回れるようにしていきたいですね。

 

―トレーナーとして、こだわっている部分はありますか?

アップなどでの一つ一つの身体の使い方を意識するように、という事はこだっています。

あとは、関わりが1週間に1回なので、前回との比較は気にするようにしています。

 

―具体的に前回との違い、というのはどういったことを見られているんですか?

基本は選手の動きです。

選手の動きは頭に入っているので、例えばですが、前回と比較して、”腰が高いな”とか”足が上がっていないな”、などはみるようにしています。

 

シチュエーションによって、その子に直接伝えたりもしますし、チーム全体に気を付ける様に伝えたりします。

 

悪いところだけでなくって、良いところは褒めるようにしています。

 

―褒める!

中々難しいですよね。どうしても悪いところが目に行っちゃうので・・

そうですね。ただ、人間だれしも否定される好きではないじゃないですか。

まずは、褒めてから、指摘するようにしています。

 

―アメとムチですね。

そうかもしれませんね。

特に、女子大っていうのもあるかもですね。

 

―実際、トレーナーをしていて、これは困った!といった場面ってありますか?

チームに帯同しているときに、他のチームの子が怪我をした時に対応しました。

そこのチームはトレーナーがいなかったので、情報が何もない状態での対応だったので困りましたね。

 

―なるほど。柔軟な対応が必要ですよね。

理学療法士でトレーナーを目指している人が最近増えています。

そこで中々、一歩踏み出せない人が多いと思うのですが、なにかアドバイスあればお願いします。

まずは相談をしてみるのが大事ではないかなと思います。

相談できる人がいるのであれば、そこで見学などから一歩踏み出すことをお勧めします。

 

実際、活動されている方に相談して、お話し聞くのが一番ではないでしょうか。

 

―あと、スポーツに関わりたい!とは言ってはいますが、目的が関わる事がゴールになっている人が多いな、といった印象を受けます。そこで注意するべきことはありますか?

自分の”できること”・”できないこと”(長所・短所・強み)をしっかり明確化することですね。

なんとなくスポーツトレーナーできたらかっこいい!って思っているのかもしれないですし。

 

【自分がしたい事】【できる事】は相談されたら聞くようにしますね。

 

それに具体的に答えれなかったら、実際、現場に出ても続かないと思いますし、選手が可哀想ですから。

 

―ATでなく、PTとしてトレーナーが増えるにはどうすればいいでしょうか?

理学療法士の強みは【評価】が出来る事と思っています。

そこはしっかり強みを活かしていく必要はあると思います。

 

その評価をしっかりATに伝えたり、チームのコーチに伝えたりはする必要があると思います。

 

そこをしっかり打ち出す必要がありますよね。

 

―実際、今お店を持たれています。幟さんの強みを教えて頂いていいですか?

理学療法士なので、評価が出来ること、評価から施術、リハビリ的なトレーニングや怪我を予防するトレーニング、パフォーマンスを上げるトレーニングなどを提供できる事は全面に押し出しています。

 

あとは、非常勤としてクリニックで働いているので、万が一、病院受診が必要であれば、そこは申し送れるといったことは打ち出しています。

 

―ちなみに、お休みは・・・?

土日に試合がないときです。

今は比較的ゆっくりできています。

 

―それは・・

年末のお忙しい時に、申し訳ありません。

本日はありがとうございました。

 

Sol Body

↑お土産にステッカーもらいました。(笑)

Sol Body

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非常に綺麗で素敵な空間でした。

私は反対方向の駅のホームに出てしまったので余分な時間がかかってしまいました。ご注意を。

 

女性アスリートは是非、幟さんにご相談ください!

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