バスケバスケバスケバスケ!!!!!!
と日が暮れてもバスケの話をしている僕ですが、普段は総合病院に勤務しています。
結婚を機に
「今後、このままで大丈夫なんだろうか・・・」
なんて思ったのが、もう5年前。
実際、安心なんて全然できていない日常です。
おんなじ考えの方も多いのではないでしょうか。
「あーおんなじ毎日だ」
「今の仕事以外に何か新しいことをしたいな」
「給料あがんねー」
「キャリアアップしたいよ!」
もし、こんな悩みや思いがあるセラピストは今から紹介する書籍に何かヒントがもらえるかもしれないよ!
読了!(今更!?)
お年玉企画で有名なこの書籍!!ファイナンス思考を教えてもらってから常に意識して今活動している。学んできた事が体系化して説明してあるので学びが深まりました! pic.twitter.com/Z7RoC6oaC3
— ちとせ🏀バスケバカ理学療法 (@chitooo13) 2020年1月3日
本書にはキャリア形成において必要な心構え、理論や戦術などが前半の1,2章に説明されています。
後半の第3,4章では具体的なキャリア戦略における自己理解やマーケット理解の解説、そして行動を移すためのステップが記された戦略が具体的に説明されています。
著者は作業療法士で経営コンサルタントの三好貴之先生!
そして医療介護系副業家で有名な作業療法士の細川寛将先生のお二方!
キャリアに悩むセラピストにとって指南書になる一冊だと思います!
なんで購入して読んだの?
先述しましたが、バスケバカの僕もキャリアについて考える時期がありました。
なんなら今でも考えています。
これが結婚をした5年前!
今、特別なキャリアを歩んでいる訳ではないですが、自分らしくバスケについて発信しながら、トレーナーとしても活動できています。
「え?それ何かキャリアに影響あったの?」
「あんまり変わってなくない?」
なんて言われそうですね。
まだ歩んでいる途中です。
「年功序列だし、このまま役職なんて絶対つかへんやん」
「結婚したのに給料上がらへんし、このままやとやばい・・・」
こんな悩みを持っていました。
色んな事を学び、指導して頂き今では自分なりのキャリアを歩む途中で、色んな方からも声掛けをしてもらえるように最近はなってきました。
このスタートが0の状態から1に至るまで本当に大変でした・・・
この“1“を作る作業がみんな方法も分らないし、どうすればいいか分らない問題点だと思います。
僕もそうでした。
ま、ざっくりいうとこの書籍にそんなヒントが書かれていますという事です!
ただ、今思うのが、もう少し早くこの本出ていれば・・・・・
なんて読み終えた時、思いましたね・・・。
どんな書籍?
各章の冒頭にキャリアに悩む医療者のストーリーが書かれています。
これは本当に感情移入しちゃいます。
「あるある」
しか思わないですから。
そのストーリーがあるお蔭で、具体的な事が書かれている事が頭に入りやすいです。
現在社会から求められるスキルや職場でキャリアを構築する方法など目からうろこです。
医療・介護職がキャリアアップするためのヒントしか書いてありません。
(あまり書きすぎるとネタバレになってしまう・・・)
書籍を読んで何を学んだ?
実際、今僕が取り組んでいることも併せて書いていきます。
普段、僕は総合病院に勤務しています。
そして休日はトレーナーとしても活動しています。
さらにさらに(と言うほどではないが)このブログも書いたりとブロガーとしても活動しています。
このブログを読んでくれている方はインタビュー記事があるのをご存知かと思います。
バスケに関わるトレーナー・コーチ・指導者・コーチにフォーカスを当てながら根ほり葉ほり聞いていくといった活動もしています。
「これ何の意味があんの?」
と周りの方に言われることが多くあるのですが、越境学習といって、自身の職場では学べない事を職域などを超えて学んで、自身の仕事にさらに活かす事に役立っていると思っています。
また、ご活躍されているトレーナーの方には思考過程やタイムスケジュールなんかを聞いて参考にさせてもらったり、選手やコーチなんかからはどういった事を悩んでいて、今後どうしたらいいかの悩みなんかも聞いています。
実際、トレーナーをやっていると関わっている選手にしか影響を与えられない事が当然なんですが、僕の目標としてさらに市や行政を巻き込んだ取り組みなんかをしたいと思っています。(中身はまだ秘密)
そういった取り組みをする時に、医療者側の視点だけでは偏った所しか見えないと思っています。
現場のニーズを把握して、それを今後の改善策として参考にさせてもらっている状態だと思っていただければ幸いです。
話はそれましたが、長期的なキャリアを考える事に対する投資だと思ってもらえればいいのかな。
未来型思考の事を“ファイナンス思考“なんて言いますが、そんなこともこの書籍には説明されています。
また、
仕事の報酬は、給与だけではない。
キャリアを築いていく上で、一番重要なのは「経験」だ。
この経験こそが、未来への投資と考える。
目先の報酬を取りに行くのではなく、長期的な視点でいる事の大切さを再認識しました。
自分の根本で“何がしたいか“という自己の分析なんかも必要になってきます。
医療・介護職用に書かれていますが、一般の方にもおすすめできる書籍となっております。
多く書きすぎるとネタバレになってしまうのでこれくらいにしましょう。
さいごに
結局、自分がやるしかないのです。
理論だけ知っているだけでは何も変わりません。
自分が変わる一歩を踏み出すための武器を手に入れるにはこの書籍を手に取るのが早いと思います。