〜 Next World 〜 西村 航トレーナーpart.2

〜 Next World 〜 西村 航トレーナーpart.1

2021年1月6日
ちくわ

これは昔から疑問に思っていた事なのですが、代表にスポンサーがついています。

シューズの提供などがあると思うのですが、チームでは違うメーカーのシューズを履いているけど代表ではスポンサーシューズを着用するなんて事もあるかと思います。これはどういった対応をされていたのですか?

 

西村

A代表ですと各メーカーと選手が個人契約しているケースが多いです。

そこに関しては強制力はないので、移動の際だったりメディア対応の時にその支給されたシューズやウェアを着用すると言った感じです。

練習や試合では普段履いているシューズに履き替えているんですよ。

 

ちくわ

それは見落としていました。

 

西村

アンダーカテゴリーになると・・・色々ありましたね。

普段履かないシューズを履いてプレーして足を痛めたりするケースはありました。

そういった場合はトレーナーもしくはDrの判断で免除申請書と言うものがあり、普段のシューズに変更するケースがありました。

なので海外遠征の時は2着、支給されたシューズと普段履いているシューズを持っていく事がありました。

 

 

ちくわ

荷物になりますね(笑)

 

西村

その通りです。

それでも痛みが出てしまうのは避けたいですからね。

ただ学生だと普段履きのシューズで元々機能もいいシューズを履いていても履き潰しているケースが多いんですよ。

今の状態の普段履きのシューズだったら、支給されたシューズの方が足には優しいんじゃない?なんてケースも多々ありました(笑)

 

 

ちくわ

学生時代を思い出しても一足を履き潰すまで履いていましたもんね(笑)

 

西村

学生あるあるですね(笑)

 

 

ちくわ

僕が関わっている高校は指定のローファーなんですが、それも履き潰しちゃって足を痛めているケースもあるので今のお話を聞いてなお、普段履きのシューズの重要性を感じました。

 

西村

僕の出身の大学も“然るべき場所に行く時は然るべき服装で“というルールがありました。

なので公式戦に行く際は全員スーツなんですよ。

僕がトレーナーとしてスタートしたのが母校の女子バスケットボール部だったのですが、代々木の周りってご存知ですか?

 

 

ちくわ

石畳になっていますよね?

 

西村

そう。あそこをヒールで行くから試合前に捻挫するんですよ。

 

 

ちくわ

それは危ない!

 

西村

それが繰り返された事で選手から監督に靴だけスニーカーにして欲しいと直談判して歴史が変わったケースもあります。

普段履きのシューズは本当に大切です(笑)

 

 

ちくわ

試合をしに行っているのに試合前にケガしていては元も子もないですもんね(笑)

西村さんは母校には今でも関わられていますよね?

 

西村

そうです。

今関わっているのは男子バスケ部ではありますが。

専任と言うよりはアドバイザーといったポジションです。

 

 

ちくわ

西村さんのサポートされている学校は全国にも沢山ありました。どういった関わりをされていたのですか?

 

西村

例えばウィンターカップの時だけ、なんていうのもあります。

一例ですが九州のある高校ですが、普段の県の試合なんかは帯同トレーナーがいるのですが、全国大会には帯同できないため、その時に助っ人の様な形で関わらせてもらったりは他にも数チームありますね。

 

 

ちくわ

なるほど。

そういった関わりもあるんですね。

 

西村

アンダーカテゴリーの代表のトレーナーをしていましたから、会場で一つのチームのベンチにいると、優勝経験もある先生からニヤニヤしながら「裏切り者!」なんて選手を連れてヤジを飛ばして来られる事もありました。

 

 

ちくわ

周りのプレッシャーがすごいですね(笑)

仲の良さが伺えます(笑)

 

西村

もう慣れましたね(笑)

 

ちくわ

アンダーカテゴリーに関してなのですが、痛みを抱えながらプレーする選手というのは一定数いるのではないかと思います。

僕の経験不足・勉強不足が大いにあるのですが、こういった場合のケースに対してプレーするのか止めるのかといった判断がまだ出来ていません。

そういったケースに対しての西村さんのお考えを聞かせてください。

 

西村

代表の中でも選考段階ですと競争ですよね。

ある程度の痛みはあってもプレーは許可していました。

勿論、代表選考なのでやれるという前提で来ていると認識でした。

 

 

ちくわ

なるほど。

 

西村

ただ、痛みの有無は合宿到着時に体調管理も含め確認はしています。

ここの報告を怠った場合は指導するといった感じです。

なのである程度の痛みに関しては許容しているといった感じです。

本人がやれると言っても、こちらの評価で止めるケースあります。

我々みたいな人間がいれば判断できますが、トレーナーがいないケースもありますもんね。

 

ちくわ

そうなんです。

土日や休日しかいないケースなんかが多い様に感じます。

 

 

西村

そういった場合は痛みの有無とテストの指標なんかを書面にまとめてその場に提供するしかないかなと思います。

代表に来る子たちの中でも学校に戻るとトレーナーがいないケースも勿論ありました。

その場合は練習できるか判断するためのツールを渡していました。

選手判断にはなってしまいますが自分で自分の身体を見直す機会を作って、その先の試合や卒業後の事も考えるための時間は作れていたのではないかと思います。

勿論、選手の状態を記載したレポートなんかは先生、もしくは親御さんには報告させてもらっていました。

 

 

ちくわ

ここに関しては永遠の課題かなと思っています。

痛みがある時点でよくはないと思いますがチーム内の競争だったり色んな要因も重なってきて難しい様に感じます。

 

西村

例えばですがオスグッドの診断の子がいたとします。

誤った認識でオスグッドでしょ?成長痛でしょ?なんていった古い知識でガンガンやらせちゃって最悪、骨が分離してしまうケースなんかもあります。

その時の判断基準が必要になります。

そういった意味でも書面で判断基準の情報提供だったりをするのはいいかもしれませんね。

 

Part.3   1/8 公開

〜 Next World 〜 西村 航トレーナーpart.3

2021年1月8日

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