バスケットにおいてインサイドプレイヤー
いわゆるセンターというポジションは非常に重要な役割を担っています。
センターでプレイする選手が安定していると、チームも安定します。
近年のNBAではポジションのボーダーレス化に伴い、昔ながらのセンターが少なくなっています。
ですが、現在のバスケットボール界において、センター・インサイドプレイヤーはまだまだ重宝されます。
日本においてはIH・ウィンターカップで上位の高校は必ずと言っていいほど留学生センターが多くまだまだセンターの重要性は続きます。
で、僕の話。
身長176㎝しかありません。
でもインサイドプレイヤーです。
ポジションで言うとセンターとパワーフォワードの間。多分。
【絶対無理やん】
【そんな身長でインサイドできるわけないやん】
【しんどいやろ・・】
ええ。たくさん言われ続けてきています。何なら今でも。
正直、マークする選手は180後半はざらにいます。
僕と身長10㎝以上の差なんて当たり前です。
ぶっちゃけしんどいです。
【え?じゃあポジション変えたらいいんじゃないの?】
もちろん、そんな事はたくさん考えました。めっちゃ悩みました。
僕がインサイドプレイヤーにこだわる理由。
今回はそんなお話に興味ないかもしれませんが、お付き合いください。
そもそもセンターって何すんの?
センター【C】
大黒柱、チームの支柱的存在
そんな呼ばれ方もします。
一般的にはゴール付近・ゴールに近い場所で位置取り、点数を稼いだり、リバウンドを取ったりするポジションです。
このセンターがゴール下を制圧できれば、ゲームの流れはこっちのもの!
確実に勝をちを手繰り寄せると言っても過言ではありません。
- フィジカル
- ドリブルでカットインしてきたプレイヤーに合わせてパスをもらいシュートする技術
- ディフェンス力
- カバーリング
- リバウンド
などなどたくさんの仕事があります。
やはり、ゴール下でプレイするだけあって伸長が高い方が有利です。当たり前ですが。
センター向きな選手の特徴
先述したこととかぶりますが
- フィジカルの強さ
- リバウンドの強さ
- ジャンプ力
- ゴール下でポジションを取る嗅覚
- 身長
などがあげられます。
httpss://www.youtube.com/watch?v=u7yVBOJtDEc
ちなみにこの動画はShaquile O’Neal(シャキール・オニール)選手の動画です。
史上最強のセンターと言われる選手のキャリアハイ得点の動画です。
めっちゃ強いです。そしてでかくて強い!
理想のインサイドプレイヤーです。
チーム事情とかそんなのもあるよね。
僕は公立高校出身です。
公立は推薦などなく選手のリクルートもありません(場所によると思いますが)
年によってばらつきがあると思いますが、毎年毎年運よく180㎝超えの選手なんて入部しません。
僕の代では180㎝超えが3人いましたが、そのうち2人やめました。
残った一人は185㎝で能力も高くダンクをするくらいの身体能力の持ち主。
しかし、身体が細く、プレイ自体はフォワード寄りでインサイドにはあまり居たくない選手でした。
中学ではチーム事情でインサイドのプレイを中心にやっていましたが、高校ではこの身長では通用しない。
ポジションアップを図らなければと意気込んでいましたが・・・
結局チームの事情で再びインサイドのプレイをすることになりました。
これって僕だけが経験するって訳でなくて、他の公立高校の選手や言い方は悪いけど弱小チームとかには本当によくある話です。
ぶっちゃけイヤイヤやってる選手多いですw
インサイドプレイ再び
再びインサイドを主戦場としてプレイする訳ですが、やはり高校にもなると相手がでかい。強い。
リバウンドが取れない。
そんな試合がたくさんありました。
【あぁ自分には無理だ・・・】
【そもそもこんな身長でやれるわけないやろ】
毎日考えていました。
そんな時、あるマンガに救われました。
I’ll というマンガです。知る人ぞ知るです。
まあこれバスケマンガと言うよりは青春漫画に近いのですが(ほとんどバスケしないしw)
この漫画の登場人物に
【美濃輪 鉄朗】
という人物が出てきます。
主人公のライバル校の選手なのですが、この選手すごく共感できたんですよね。
身長が176㎝でPF。フィジカルを武器に戦う。
身長を言い訳にせず徹底的にフィジカルを鍛えてゴール下を戦う姿勢
この辺から筋トレ目覚めます。
さらに、運が良いことに、教育実習に来られた方が僕の高校のOBで体育大学へ。
バスケ部でバリバリやってはる方が来られました。
その人から筋トレを指導いただいてフィジカル強化に目覚めました。
やはり田舎なので筋トレを真剣にやりだしたらいい感じに勝負できたのでそこからがインサイドプレイにはまりました。w
単純なので。w
IH予選で某京都の強豪校と対戦しましたが身体はほとんど当たり負けしませんでした。
技術はぼろ負けですが。
インサイドやってて良かったって思った瞬間でした。
社会人になって
今もバスケを現役で続けています。
練習頻度は月に数えるほどでどんどん落ちぶれています。
僕を支えているのはマンガの美濃輪の言葉
フィジカルで勝てばいい
それを気づかせてくれました。
これを読んだ方は結局筋トレかいって思うかもですが、やはり勝てるところを作る、伸ばす必要があります。
また、身長が低いからできない、って言うのを覆したかったっていうのが僕の原動力です。
それは今もくすぶらず残っているからインサイドでプレイしている理由です。
今、身長が低くて悩んでいる選手に少しでも参考になれば幸いです。
まとめ
筋トレしろ
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