セミナー終わりに 玉川さん( @daigo_tamagawa )
にインタビューさせてもらいました。
プロのバスケチームに関わった経緯や内容を聞きました!忘年会を抜けて来て頂いたのに新宿で迷った私に優しい言葉をかけて下さいました(´༎ຶོρ༎ຶོ`)短い時間でしたが大変貴重な時間でした!
乞うご期待!!!
— ちとせバスケバカ理学療法 (@chitooo13) 2018年12月15日
プロフィール
玉川 大悟 (たまがわ だいご)
2015-16 東京サンレーヴス メディカルトレーナー
2016-17 東京サンレーブス・埼玉ブロンコス メディカルトレーナー
Bリーグのメディカルトレーナーの玉川さん。
理学療法士として整形外科クリニックに勤務されながら、合同会社Questでトレーナーとしてもご活躍されています。
インタビュー
―よろしくお願いします。
いきなりですが、玉川さん学生の時にウィンターカップ出場されていますよね?
玉川
はい。出場しました。
一回戦で負けてしまいましたが。
―いやいや。それでも出場されているのですからすごいですよ。
バスケで大学は進学されたのですか?
玉川
いいえ。千葉の理学療法士の養成校に進学しました。
―今現在、整形外科クリニックに勤務されながら、合同会社Questにも所属されています。会社に所属するメリットなどあれば教えてください。
玉川
会社ってチームを持っているところが多いのですよ。
PTはチームに関われても、病院勤務と併用で日数も制限があります。
会社に関わるメリットとして、人員を割くわけなので、その中の一人としてチームに入る、といった方法があります。
個人的にはその方が、効率がいいと思います。
全て自分でやりたいという人もいると思います。マネジメントとかも含めて。
ただそれでは時間的制約も、身体的にも厳しいのではないかと思います。
―僕も中学校に関わっているのですが中々、行ける日が限られているので悩みですね。
玉川
そうですよね。関わり方が密ではないですよね。
例えば、学校がテーピング買ってくれたりするのか、それを会社の経費で出すのかっていう違いがあります。
会社に所属するという点で、もう一点、分業化ができるっていうのは大きなメリットです。
PTは得意な面で、メディカル的な視点が強みだと思います。
痛みを取ること、姿勢・動作分析、徒手的な治療ができるという点は強みです。
そこまでは任してもらって、ATに引き継いで、得意なフィジカル・ストレングスを行うのが効率いいかと思います。
もちろんPTがそこまで学ぶ事も必要だとは思いますが、ATから学んだ方が効率いいんですよね。そういう点ですみわけをするのを方法かと思います。
あとは、実習生がいる場合、PTが徒手的な治療を行うにしても、時間がかかってしまいます。この人はストレッチを行うってなれば、そこは実習生に任せたりもします。
会社として、システムの上で成り立っているので効率いいですよね。
―会社でチームに関わっているところは見受けられますが、それってATが常駐しているパターンが多いですよね。PTが入っている、というのは個人的には少ないと思うのですが、その点はどうですか?
玉川
そうですね。PTがいる、というのは希少かもしれないですね。
ただ、PTが最初から入っていないだけだと思っています。
働き方の選択肢の中入っていないのでしょうね。
PTがトレーナーをするといった場合、個人で営業かけて入るしかない、と思っているのかもしれないですね。
―僕も、個人的に営業をかけて入ったので何とも言えないです(笑)
玉川
それが大半だと思いますよ。
ただ、僕もたまたまです。
元々は、千葉の維持期の病院で働いていました。
スポーツがしたい!という思いで大学には入学したんですけど。
結局、最初に大学で遊んじゃって(笑)
なので、意識高く取り組んでいたわけではなかったのですよ。
最初はスポーツに関わることもありませんでしたし。
流されるまま、入職しちゃいました。
スポーツとは関係ないボバースとか中枢をメインに勉強していました。
―そうだったんですね。
バリバリスポーツのクリニックで働かれていたのかと思っていました。
どこでスポーツ分野へ行こうと思われたのですか?
玉川
3年そこで働いた時に、本当にこれがやりたかったのか、と自問自答しました。
そこでやっぱりスポーツに関わりたい、という初心を思い出し、東京へ行きました。
東京ではスポーツ整形外科クリニックに入職しました。
プラスして、合同会社Questにも入職しました。
―そういう形でスポーツに関わり始めたんですね。
玉川
そうです。最初は探しました。
スポーツに関わりたいなと思い探していたらヒットして、クリニックに勤務しながら、トレーナーの会社にも関わらせてもらえることになりました。
―具体的に、合同会社Questはどんなことをされているのですか?
玉川
Questはトレーナーの派遣会社です。
最初求人に、”チームトレーナーの働き方あります”と書いてありました。
入ったら、なかったんですよね。
―それは衝撃!!
玉川
そうなんです。チームには関わっていなかったんですが、パーソナルトレーナーとして働いていました。
代表に言われたのが
【1対1で満足度を与えられない人は、チームにもいい影響を与えられない】
と言われました。
チームに関わる、となると多数を相手にする必要があります。
1対1で満足度を上げられない人が、多数に対して、いい指導や、効果を出せるはずがない!というのを最初に言われました。
そこで学んだ事は、パーソナルトレーナーとして、自分の強みはなにか、というのはすごく考えました。
会社に入っても、自分が使える人間でないと、いい仕事が回してもらえない。
PTはそこをあまり考えられていないと思います。
病院にいればお客さん(患者)は来ますし。
パーソナルトレーナーの場合は、自分の強みなどをプレゼンし、顧客のハートを掴まないといけないので。
そこで考えて働いているうちにPTとしての強みを再度、考えることが出来ました。
まあ代表に言われた言葉に関しては、最初、半信半疑だったんですけど(笑)
今は言ってた意味がよくわかります。
―半信半疑(笑)そこで見つけた玉川さんの強みはなんですか?
玉川
クリニックで働いていたので、20分でクライアントの評価をして、即時効果を出す。
徒手的にアプローチをして変化を出す。
尚且つ、効果判定を行って自主トレーニングを提供するといったPTの流れは強みになりました。
トレーナーとして関わる中でも、選手に変化を感じてもらう事は重点を置いています。
変化を出すといった事は、信頼を得る、といったことにつながります。
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