〜世界を見据えて・・・〜吉田 修久スポーツサイエンス&パフォーマンスディレクターPart.4

〜世界を見据えて・・・〜吉田 修久スポーツサイエンス&パフォーマンスディレクターPart.3

2021年7月8日

 

ちくわ

先程の自立してもらう、自立させるに通じる話がここにありますよね。

 

吉田 

それがカルチャーの作り方の一つと考えています。

それは選手だけではなくて、スタッフにも同じことは言えると思います。

選手達もスタッフも自立した状態を目指せるようにアプローチをしています。

その中での、チームがうまく機能するためのそれぞれの役割を考える事を今は取り始めている状況になってますね。

 

 

ちくわ

スタッフに関して質問なんですが、メディカルに関しては太細トレーナー・櫻井トレーナーのお二人、あとはチームDrでよかったでしょうか。

 

吉田 

そうですね。

2021-22からはメンタルコーチの小沼健太朗さんも加わります。

またチームドクターには日本代表もサポートしていただいている金先生にご協力いただいています。

あとは栄養士やインターンとしてサポートをしてくれる方々がいます。

Bリーグ チームスタッフ(AT・S&Cなど)契約状況 まとめ

2021年6月5日

 

ちくわ

サポートスタッフ含め、チーム全体で作り上げているといった感じですね。

 

サンロッカーズ渋谷さんは本当に試合を観ていても激しいプレーですね。

 

 

吉田 

疲労で強度が落ちないように考慮してトレーニングプログラム作って、選手たちがそれを実践をしてくれているおかげです。

 

ちくわ

その辺りの秘密も今回お伺いできて嬉しかったです。

日本のバスケがもっと盛り上がるために、吉田さんの中であれば教えてください。

 

 

吉田 

欲を言えばいくらでもあるんですが・・・。

我々ができる事としては、バスケットのパフォーマンスのクオリティを上げるというのが一つあるかなと思います。

あとは怪我を予防するのは勿論あります。

そのバスケットのクオリティを上げるために、基本的な運動・基礎能力などを必要に応じて正しく効率的に上げていくというのが我々ができる一つの方法だと思ってます。

なので、同じゲームのスピード、パス一つのスピードだったりスプリントのスピードだったり、あとはコンタクトの激しさとかいうのはもっと上げられると思うんですよね。

身長とか体格差は難しいかもしれないですが、筋力やパワー、ムーブメントパターンなどパフォーマンスに関わる要素を向上させる事ができれば相対的にバスケットのクオリティは上がります。

そうすれば世界との差を縮められる要素になるのかなと思っています。

世界で戦えるレベルに日本のバスケットを持っていく。

現在もオリンピック予選などで戦える事は実証されているとは思いますが、更なるトップレベルへの一つの要因としては、身体能力を全体的に全国レベルで上げていかないといけないと思います。

それはプロだけではなくて、もっと若い世代から意識改革を始めないといけませんよね。

 

 

ちくわ

ユースのような一貫した指導ができていないというのも一つの問題なのかなと感じる所ではあります。

またチームスタッフが足りないのも一つ問題だと思うんですけど、そういったところも吉田さんの中で感じる部分はありますか。

 

 

吉田 

もちろん全てのカテゴリー、全てのチームにものすごくクオリティの高いものを提供できる環境ってやっぱり難しいと思います。

アメリカでさえそうなので・・・。

一つは正しい情報を提供する。

“主観で話をして、誰々が言ってるから正しい“

と言った形の情報ではなく、世界で成功している事例なども多くあると思います。

そういったものも参考にしながら科学的根拠のある方法を確立していき、それに沿ったプログラムを計画的に実行する。

そこに選手の将来的な育成を考慮して、自由度や幅も残してあげる。

LTAD(Long Term Athlete  Development)などのアプローチや考え方もあり、目先の勝利だけでなく選手の成長を見据える気概というか考え方が広まってくれればと思っています。

その中で特にトップレベルの選手に関しては、ある程度高いレベルのものを世界基準のものを早めに見せてあげる、経験させてあげるというのは非常に必要なことなんじゃないかなと。

もちろんスタッフも含めですけど。

 

 

ちくわ

ありがとうございます。

これに関してはまだまだ議論の余地があると思いますが、吉田さんのご意見大変勉強になりました。

最後に吉田さんの今後の展望を教えてください。

 

 

吉田 

いかにサンロッカーズ渋谷らしく、サンロッカーズ渋谷のバスケットボールをするかということにフォーカスを置いてトレーニングもコーチングもアプローチをしています。

チームの団結力とか雰囲気のよさとか、そういったポジティブなエネルギーが、最後の最後で力になって、走れる限りは走り続けるというスタイルでいけると信じています。

選手が走り切れる様に心身の両面でサポートをしてあげたいと個人的には思っています。

それぞれプロとして選手もスタッフもできる限りを尽くしていくというのは、サンロッカーズ渋谷はできるチームだと思っているので、期待してもらえれば嬉しいです。

 

ちくわ

ありがとうございました。

 

最後になりましたが吉田さま、サンロッカーズ渋谷さま取材協力ありがとうございました。

今後のご活躍を楽しみにしております。



 

 

ちくわ

動画にてトレーニング指導なども行われています!

学生プレイヤーは要チェック!

 

現在、オリンピックメンバーに選出されていますサンロッカーズ渋谷の#9 ベンドラメ礼央選手ハイライト動画

サンロッカーズ渋谷の選手を拝見すると今回、吉田さんにお話し伺ったトレーニングなどがより具体的にイメージできるかと思います。

要チェック!

 

吉田修久さま、サンロッカーズ渋谷さま取材協力ありがとうございました。

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