今井
よろしくお願いします。
今井
理学療法士の今井健太と申します。
現在は理学療法士の養成学校で教員として働いています。
教員ですか。
すごいです・・・。
教員になられる以前はどちらで働かれていたんですか?
今井
以前は総合病院で働いていました。
なるほど。
理学療法士を志したきっかけというのはありますか?
今井
スポーツが好きなのと、高校の部活で野球部に所属していました。
そこでケガをしてしまったというのがあり、それが直接的なきっかけとなりました。
そういった経験もあり、現在はスポーツ現場でトレーナー活動も継続的に行っています。
現在はどんなスポーツに関わられているんですか?
今井
現在はバスケットボール、障害者スポーツのブラインドサッカー日本代表に関わっています。
ブラインドサッカー日本代表!!!すごい!
そこを根ほり葉ほり聞きたいところなのですが(笑)まずはバスケについて聞かせてください!
バスケットボールのトレーナーとしてはどんな関わりをされているのですか?
今井
関わる頻度としては月2、3回程度です。
私のほかに理学療法士が2人いますので、入れ替わりで対応しています。
技術的な部分は当たり前ですが、顧問の先生が指導しています。
私の役割としては身体操作、コンディショニング調整、障害予防、ウォーミングアップやクールダウンなどのメニューつくり、定期的なメディカルチェックを担当しています。
なるほど!
理学療法士3人体制と言うのはうらやましいです。
今井
人数が多いのはありがたいですね。
ブラインドサッカーについてお聞きします。ブラインドサッカーではどういった関わりをされているのですか?
今井
主にフィジカルコーチという立場で、身体操作・コンディショニング調整・メディカルケアの部分で関わっています。
行ってる現場で役割が少し違うんですね。
ブラインドサッカーで得た経験はバスケだけでなく他のスポーツに関わる際のトレーナーとしてどのように活かされていますか?
今井
ブラインドサッカーは資格に障害のある方のサッカーとなります。
現在、関わっているのは日本代表チームで全盲の選手となります。
全盲の選手に身体操作を指導する際に大切な要素として、指導する動作をわかりやすく伝える能力が必要になります。
わかりやすく伝えるためには、動作自体を細かく分析し、分解しなければなりません。
この経験は私はバスケットボール経験者ではありませんが、バスケットボール部のトレーナーとして選手に指導する際に、一つの動作を細かく分析、分解しわかりやすく伝えるという点で非常に活かされている部分だと感じています。
これは僕も選手と関わる際に非常に意識しているところです。
分りやすく伝えるというのは言葉にすると簡単ですが、いざ実践すると非常に難しい部で分ですよね。
今井
そうですよね。
常にこれは悩むところですね。
今回は理学療法士の今井さんにインタビューをさせて頂きました。
よろしくお願いします。