〜 『トレーナーは選手の人生を預かる仕事』 〜 西村 剛トレーナーpart.3

〜 『トレーナーは選手の人生を預かる仕事』 〜 西村 剛トレーナーpart.2

2021年1月21日
ちくわ

選手の日々のコンディションのチェックなどはどういったことをされているのでしょうか。

 

西村

どこのチームもされていますが、日々の体調管理は勿論ですが、コロナウイルスの事もありPCR検査や日々の検温や体調の変化の報告は徹底しています。

逆にこちらからも確認することも多々あります。

 

 

ちくわ

bjリーグ時代からBリーグに変わってどういった事が変わりましたか。

 

西村

今の現状を見て思う事ですが、bjリーグ時代はトレーナー1人が当たり前でした。

Bリーグになってからはトレーナー2人、多くて3人体制になりました。

仕事の内容、濃さというのはかなり深まっています。

選手にとっても良い影響が出ていますし、分業化ができているのでこちらとしても細かい所までみれていますよね。

当時はどのチームのトレーナーも感じていた事だと思うのですが、1人ですとどうしても手が回らなかった点、見えていなかった所が今は如実に分かりますね。

だからといって2人になって楽になった事は一切ありません。

今の方が細かな所まで突き詰めてチェックも行いますし仕事量は逆に増えている気もしますね。

よりレベル・質の高い仕事ができています。

 

ちくわ

なるほど。

西村さんと共に大阪エヴェッサを支えておられる橋本さんはインターン時代から大阪エヴェッサのサポートをされていますね。

 

西村

彼女は若いですが、仕事に対して非常に責任感持って取り組んでくれます。

頑張って仕事をしてくれているので私もチームも大変助かっています。

 

 

ちくわ

西村さんの中でトレーナーのあるべき姿とはどういった像を描かれますか。

 

西村

選手から頼られる存在ではいたいですね。

“この人がいたから長年プレーできた“

“最後まで戦えた“

“復帰できた“

なんか言ってもらえると嬉しいですね。

トレーナーは選手の人生を預かる仕事だと思うので、やっぱりそういった人生に関わる言葉を言われる存在になることがあるべき姿なのではないでしょうか。

 

 

ちくわ

トレーナー冥利に尽きる言葉ですよね。

では西村さんが考えるトレーナーの魅力はなんですか

 

西村

先程の答えと被ってしまう所もありますが、ケガをして復帰した選手が活躍してくれると嬉しいですよね。

勿論、ケガがなければ一番の仕事だとは思いますが。

 

 

ちくわ

では現場に出る上での優先順位は西村さんの中で何がありますか。

 

西村

知識や経験は後からついてくるものと私は思っています。

人間性が非常に大事でしっかり謙虚に話を聞いたりできるか、自分がわからない事はきちんと聞けるかというのが大事だと思います。

いい意味での積極性は非常にこの仕事をする上で大事な所だと思っています。

どの仕事をする上でも人間性は大事ですが、ここの部分は知識や経験より大事な所だと私は思います。

 

 

ちくわ

西村さんの渡米時代されていた事と同様のことですね。

 

西村

言われてみればそうかもしれませんね。

本当にわからない事を放置するというのは一番ダメな事だと思います。

やはり人と人とが関わる仕事なのでね。

分からない事を放置する事は嘘をついている訳ではないですが、そういった行動の積み重ねが信頼を失うことに繋がりますからね。

 

 

ちくわ

分からないことを調べる・聞くというのはいつまで経っても必要なことですもんね。

 

西村

今でも分からない事は沢山あります。

初めて出会う症例もありますが、一度持ち帰ってでも家で調べて勉強するということは反復して必要です。

現場に出ている方はされているとは思いますが、本当に大事な事です。

 

 

 

ちくわ

重要な事ですよね。

近年Bリーグも発展し、トレーナーを目指したい学生さんはかなり増えていると思います。

そういった方にアドバイスをいただいてもよろしいでしょうか。

 

西村

トレーナーを目指す方は非常に増加してきています。

ただどのスポーツでもトップチームで活躍できる方は非常に少なく一握りだと思います。

先ずは自分がなりたいという思いを常に持ってもらうという事。

これを大事にしてほしいです。

最近はSNSも普及しており色んなトレーナーに自分から連絡を取ったり、セミナーを受講したりしやすい時代になってきています。

人脈も含め、色んなラインを持って置きつつ、それだけでなくしっかり勉強をする事。

夢に向かってしっかりと努力をすれば僕は夢は叶うものだと思っています。

目の前の事を一つ一つしっかりと頑張る事が大事です。

 

 

ちくわ

ありがとうございます。

 

長年大阪エヴェッサでお仕事をされる中で、大阪エヴェッサの環境など魅力を教えてください。

西村

環境としては非常にBリーグでもトップクラスだと感じています。

bjリーグ時代から親会社がしっかり支えてくれているのもあります。

しっかり練習できる体育館があり、同じ施設でトレーニングもできる設備も整っています。

ロッカールームは勿論、トリートメントルームも完備しています。

選手にとっても、スタッフにとっても非常に良い環境で仕事をできる場所だと思いますね。

 

 

ちくわ

素晴らしい環境ですよね。

では最後にブースターの皆様に一言お願い致します。

 

西村

昨年、コロナウイルスの影響でシーズン中断となりました。

もうあと一歩の所で西地区の優勝を取り逃がしてしまいました。

非常に悔しい思いをしました。

2020−21シーズンは少し現状苦戦していますが、ポテンシャルが非常に高い選手が多くいて今後のチームの状況を見守っていただければと思います。

 

 

ちくわ

西村さん・大阪エヴェッサ様ありがとうございました。

 


西村さんのお話にあったように、これからの大阪エヴェッサに注目です。

 

今回はまさにトレーナーを志す方にとってかなり有意義のある内容になったかと思います。

分からない事を知っているふり をするのではなく、選手に対して誠実に行動を取ることが成長への近道ということを再認識しました。

ブースター・ファンの皆さまには試合を観戦する際に是非トレーナーである西村さんに動きに注目してみて下さい!

 

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